【詩】上京したてのあなたへ

都会に出てきた

理由は特にこれといってない

田舎よりは仕事があるかも、ただそれだけ

ここを抜け出せるなら

現状を変えられるなら

何でもよかったのかもしれない

そんなあの頃の自分へ…

好きなことはできてますか

思った通りの仕事には就けましたか

遊ぶ仲間はいますか

愛する人はできましたか

今の私に言えるのはこれだけ

「大丈夫、望めばきっと手に入る」

ただその一言を送ります

人生山あり谷ありは当たり前です

だから笑える

だから泣ける

だから悔しい

だから落ち込む

だから奮起する

だから立ち上がる

だから前を向いて生きていける

その繰り返しが私を、あなたよりも

器を大きくしてくれたのだと

今では言えるのです

つらいときはつらいし

もう何もかも投げ捨てて

ここから消えてしまいたいとか

一からすべてやり直して

まっさらな自分になりたいとか

こんな人生はいやだと

自分や他人を傷つけてしまったりすることも

時にはあるかもしれない

これからもいろんな壁が

あなたの目の前に現れるのだと思います

でも

その時こそ“チャンス”だと

ポジティブに捉えてみてください

あなたはこれからなんだってできる

何にでも変われる

どんなことだって乗り越えられる

その壁を乗り越えた向こうには

新しい世界が広がっているんだと思うと

わくわくするでしょう

大丈夫、今の私には

好きなことが出来ています

思った通りの仕事に就けました

遊ぶ仲間がたくさんいます

愛する人は…これからかな

都会にきて、いろんなチャンスが広がりました

あなたのおかげです

だからこそ

思いっきり楽しんでください

そして大きく望んで生きてください

大丈夫

一番あなたの可能性を信じているのは

他でもない

私（あなた自身）なのだから

end。